2026年7月13日
2026年7月13日 13:45更新
妙高市の総合防災訓練が12日(日)に妙高市立新井中央小学校で行われました。今年は大雨による水害を想定し、上越地域に甚大な被害を及ぼした「7.11水害」で被災した地域の住民が参加しました。
訓練は大雨で関川が増水し、堤防から水が溢れる危険が高まり避難情報が発令されたほか、上越地域で地震が発生し新井地域で震度6強を観測した想定で行われました。防災無線で避難を呼びかけるアナウンスがあると、関川に近い美守、諏訪町、関川町、高柳などあわせて7町内のおよそ300人が徒歩で新井中央小学校へ避難しました。
到着後は、町内ごとにプライベート空間を保つためのテントや簡易ベッドを設営しました。
参加者
「ベッドは硬くもなくやわらかい、寝心地は良い」
「テントの中は思ったより広い。簡単に組み立てていてすごいと思った」
今回訓練に参加しているのは、7.11水害で被害にあった地域です。水害から31年が経ち教訓を伝えるとともに、防災について改めて考えてもらおうとこの地域で行われました。
参加者
「当時田んぼが流された。自衛隊が大きな土のうを積んでくれた、心配しながら見ていた」
「当時避難訓練など徹底していなかった。どこへ行ったらいいか戸惑った。こうして避難所に集まるとこれだけの人になる、秩序を持ってお互い助け合うことが大事」
「当時小学生だった。避難しなかったが、友達の家が大変だった。避難してみて暑さが大変、暑さ対策も避難グッズに考えないと」
7.11水害で3棟の家屋が流された美守では、町内会長が中心となってハザードマップの見方を住民に説明していました。

美守町内会 平出 武町内会長
「7.11水害があった地区ということを忘れないよう防災訓練などやってきた。町内行事に出てもらい、顔の見える関係づくりが助けあいにつながる。」
このほか屋外では、炊き出しの訓練や救命訓練を体験するブースなどが設けられました。

妙高市 城戸市長
「有事の際、訓練以上のことはできない。日ごろの積み重ねが大事。できるところから訓練を重ねてほしい」
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