2025年9月17日
2025年9月15日 18:27更新
元気の秘訣は、日々楽しむこと
敬老の日の15日(月)、上越市で今年度100歳を迎える2人のお年寄りの自宅を中川市長が訪れ、長寿を祝いました。
100歳を迎えたのは上越市東城町1丁目に住む、田中智恵子さんです。田中さんは大正14年7月生まれで有田地区出身です。15日に中川市長が自宅に訪れ、賞状と記念品を贈りました。
田中さんは子ども3人、孫3人、ひ孫3人に恵まれました。いまは娘の啓子さんと2人で暮らしています。
田中さんは図書館や小学校などで読み語りをしているボランティア団体「読み語りジャックの会」に平成8年の創設当初から参加していて、100歳になったいまも月に1回ほど活動しています。また、家ではおよそ1キロのダンベルを持ち上げる運動を日課にしているということです。
田中智惠子 さん
「100歳になったのも知らずいつの間にか。ボランティアの仕事、読み語りをしている若い人と話すと1日長く生きたと感じる」
一方、清里区鈴倉に住む塩尻キクヱさんは来年3月に100歳を迎えます。塩尻さんの自宅には中川市長と花角知事が訪れ、長寿を祝いました。高士地区出身の塩尻さんは子どものころの思い出として同じ地区にいた日本ワインブドウの父、川上善兵衛との思い出を語りました。
塩尻 キクヱ さん
「いい善兵衛さん。山から(ブドウの)かごを2つ持ってくる。村の人にブドウをあげていた。おいしかった」
塩尻さんは子ども4人、孫7人、ひ孫4人に恵まれました。この日はひ孫の小学4年生の結菜さんから花束を受け取りました。
塩尻キクヱさん
「(花束)うれしい。寿司が好きで、何でも食べてしまう。何でも食べなければだめ」
上越市によりますと、今年度市内で100歳を迎えるのは138人で、そのうち119人が女性です。また今月1日現在、市内の100歳以上は236人で最高齢は109歳の女性だということです。
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