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つながりを作りたい！無料で譲る「おさがり交換会」名立区で初開催

着なくなった服やズボンなどを必要とする人に無料で譲る初めてのイベント「おさがり交換会」が31日（土）上越市名立区で開かれました。

「おさがり交換会」は、人口減少が進むなか地域のコミュニティづくりにつなげようと、名立区出身のフリーのデザイナー細谷祥大さんが初めて企画しました。きっかけは自分の子どもが成長にするにつれ、サイズが合わなくなった子ども服をほかの人に譲りたいと考えたためです。

細谷祥大さん
「同世代の親子でも希薄な関係。もっとコミュニティが増えるといい」

会場には、市内や糸魚川市から寄せられた子ども用のTシャツや冬用の上着、靴などおよそ100点が並び、訪れた人たちが無料で受け取りました。

また、ブロックやビーズなどで遊べるスペースが設けられ、訪れた人たちが交流を深めていました。

訪れた人
「洋服いっぱいあった。いろいろなものがあっていい」
「子どもが大きくなり着れなくなるのが早い。おさがりがあるとうれしい」
「子どもの着れなくなった服を寄付。顔見知りの子どもたちが次着てくれるのが分かる」

交換会の会場になったのは、公民館として使われていた建物です。細谷さんは現在、建物を管理している地元の建設会社から借りて活動しています。建物を「IDOKORO」と名付け、今後はこの場所で夕日を見たり、ランタンを作るワークショップを開いたりするイベントなどを月に1回開くことにしています。

細谷祥大さん
「昔から遊んでいた場所。使うからにはみんなの手で直していこう。名立のよさ、ロケーションもいい。いろいろな人が集まる場所だと周知させてもらい。ここに来れば楽しい、おもしろいを感じられる。もっと新しいものを提供していきたい」