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10月の上越市長選 中川市長が立候補表明

任期満了に伴う10月の上越市長選挙に、現職の中川幹太市長が2期目を目指して立候補することを18日（水）、表明しました。市長選には元市長で市議会議員の宮越馨さんも立候補を表明していて、選挙戦になる見通しです。

中川市長は18日（水）に記者会見を開き、はじめに高卒者に対する不適切な発言を巡り、市議会に辞職勧告決議を出されたことについて「ご迷惑をおかけした」と改めて謝罪しました。

そのうえで、1期目の取り組みとして子育て支援や大学などに進学した人を対象にした奨学金返還支援助成金で、市に定着してもらう制度などに力を入れてきたとして、さらに進める必要があると述べました。

このほか、「地域独自の予算事業」などを通して、地域の課題を住民がみずから解決する「地域自治」の取り組みを10年スパンで進めて定着させること。また、サクラや海水浴など、季節に頼らない通年観光計画を続ける必要があると訴えました。

中川幹太市長
「3年半（1期目）の取り組みは準備段階。本格的な実行に移すには、少なくとももう1期。軌道に乗らない」

具体的な公約については後日、発表するとしています。

中川市長は兵庫県出身で現在49歳、広島大学を卒業後、上越市桑取地区などで活動するＮＰＯ法人「かみえちご山里ファン倶楽部」を経て、市議会議員を２期務めました。市長選挙では2017年に落選したあと、
前回、2021年に再び立候補をして初当選しました。市長選挙を巡っては元市長で市議会議員の宮越馨さんが立候補を表明していて、選挙戦になる見通しです。

選挙は10月19日（日）告示、26日（日）に投開票が行われます。

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