2025年6月30日 15:48更新
今年8月に上越市で開催される「第100回 謙信公祭」に合わせ、上杉謙信が愛用した刀で国宝の「山鳥毛」が上越市立歴史博物館に展示されます。観覧は申し込み制です。このほど、市民向けの受け付けが締め切られ、想定の1800組に対し、応募は半分ほどに留まったことがわかりました。
国宝「太刀無銘一文字」、通称「山鳥毛」は、上杉謙信が愛用していた刀です。上越市は謙信公祭が100回の節目を迎えるのに合わせ、刀を所有している岡山県瀬戸内市から借りて展示することになりました。
観覧は事前の申し込みが必要で、市民向けの受け付けが5月28日から6月13日までのおよそ2週間行なわれました。その結果、市によりますと想定した1800組7200人に対し、応募したのは960組1930人で組数は半分ほどに留まりました。このため、応募した全員が観覧できます。市では転売対策としてチケットに応募者の名前を印字していて、転売しないよう呼びかけています。
一方、一般向けの受け付けは今月7月6日から31日まで行われます。市民向けとは違い先着順で、受け付けるのは市民向けの応募で余った分を含めおよそ1万70人分です。
「山鳥毛」が展示されるのは、上越市立歴史博物館で8月13日から謙信公祭の期間を含む24日までの12日間です。
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