2026年6月7日
2026年6月7日 9:57更新
地元に愛されるグルメの数々を、店主、生産者、料理人などの“食の担い手”たちがリレー形式で紹介する「上越妙高うんまいもんリレー」。ひとつの料理、食材をきっかけに、次の人へバトンが渡され、地域の食文化を深掘りしていきます。見るだけでお腹が鳴る、思わず足を運びたくなる、知られざる「地元のうんまいもん」が続々登場します。
しふぉんかふぇ(妙高市朝日町1-8-11)
「柔らかい雰囲気の優しいお店」をキーワードに、前回の「〇みや」から紹介してもらったのは「しふぉんかふぇ」です。
2025年10月にオープンした複合施設「まちなか+」。その中に「しふぉんかふぇ」があります。その名の通り、シフォンケーキにこだわったお店です。
店主 梨本美香さん
「食べたときに素材の味を強く感じられるようなものが作りたい。たっぷり盛り込んで、味を強めに出すように心がけています」
シフォンケーキセット(バニラ) 750円(税込)
※フルーツ、生クリーム、ドリンク付き
おすすめのシフォンケーキは「バニラ」。焼くと香りが飛んでしまうので、バニラエッセンスやバニラオイルではなく、本物のバニラビーンズをサヤから取り出し、それを配合して作っています。
シフォンケーキセット(蜂蜜れもん) 750円(税込)
※生クリーム、ドリンク付き
シフォンケーキの「蜂蜜れもん」もおすすめです。
「液状のハチミツを入れると生地と一体化してしまうので、粒のハチミツを入れて、焼いた後も溶け残って、しっかりハチミツだなと感じられる配合にしています」
セットに付くコーヒーは、Myoko Coffeeのオリジナルブレンドです。
取材時は、偶然にもMyoko Coffeeの野村さんが来店されたので、オリジナルブレンドについてお話を聞いてみました。
Myoko Coffee 野村功太朗さん
「市民の方がたくさん利用される場所で、シフォンケーキがおいしい。それに合うブレンドを一緒に考えていただく形で作り上げた。割と深煎りベースなので飲みごたえはしっかりあるけど、苦みが残ったりしない。だけど後味に甘い余韻が残るような、読書を楽しみながら飲むのにぴったりだと思います」
もともとお菓子作りが趣味だったという梨本さん。シフォンケーキを作り始めたのには、あるきっかけがあったとのことで…。
「主人と結婚する前にデートで喫茶店に行って、お店のシフォンケーキを食べたときに『お前のよりうまいじゃん』って言われて、それがすごくショックで…。それを超えてやろうと思って、それから今まで何十年もずっと焼いています」
また、同店のシフォンケーキは梨本さんの自宅の敷地内に設置された自動販売機で24時間いつでも購入できます。仕事帰りに買いたいけど、お店が閉まっているという声を聞いて、そうしたお客さんにもシフォンケーキを楽しんでもらおうと自動販売機を設置したといいます。
自動販売機では基本的に5種類のシフォンケーキと、なんと犬用のお菓子も販売しています。
ワンボーロ 350円(税込)
ワンちゃん用のお菓子はどんなものなのでしょうか?
「甘味をグッと抑えてあったり、塩分を抑えてあったり。胃腸に負担をかけない食材を入れている。『老犬でもう食べられないけど、このおやつはすごい食べてくれる』という声をいただくと、すごくうれしくなる」
そんなしふぉんかふぇには、ある思いがあります。
「無駄なものは入れない。自分の子どもに食べさせたいと思って始めたので、極力自然のもので作るようにしている。いろいろな物価が上がっているが、それでも手に取りやすい価格帯で行きたいと思って頑張っている。(手に取りやすい価格帯をキープするのは)やっぱりお子様に食べていただきたいから。家計はなかなか厳しくて、そんなにおやつにかけられない。私もそう感じながら子育てしてきたので、買いやすい価格帯ということをずっと頭に置いてやっています」
子どもも大人もワンちゃんも、みんなで楽しめるお店がここにありました。
しふぉんかふぇが紹介する次のうんまいもんのキーワードは「素敵な女将がいる居酒屋」です。
次はどんなうんまいもんが登場するのでしょうか?
※ご覧の記事は、JCVの地域情報番組「Jump」のコーナーで2026年6月3日に放送した内容です。
しふぉんかふぇ
■住所:妙高市朝日町1-8-11
■電話:TEL080-4770-1307
■営業時間:10:00~17:30(17:00LO)
■定休日:水曜、第3木曜
■インスタグラム:@chiffon_cafe.1004
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