2026年7月23日
2026年7月23日 17:30更新
赤字経営などを理由に、改築が先送りされている上越地域医療センター病院。今年12月の基本設計着手を目指し、基本計画を見直すための有識者会議が22日(水)に初めて開かれました。
上越地域医療センター病院の改築を巡っては、基本計画が6年前に作られましたが、コロナ禍に患者が減ったことや、物価高騰、経営状況の悪化などを理由に計画の見直しが行われます。
小菅市長
「将来にわたり持続可能な地域医療提供体制を図るため、センター病院が担うべき役割、機能、病床規模などを改めて検討」
基本計画を見直す会議の委員は病院や福祉関係者など6人で、座長には上越医師会の高橋慶一会長が選ばれました。
はじめに改築後の病院の機能や役割などについて、市から説明がありました。それによりますと、ベッドの数は患者数の減少に合わせいまの197床から最大180床程度に減らし、その後は需要に合わせて155床程度に減らしていく計画です。機能や役割については、いま慢性期の患者を中心に受け入れていますが、上越地域の医療再編を踏まえ、改築後はリハビリ機能を強化して回復期の患者を中心に受け入れます。
赤字が続いている経営の見通しも示され、改築にかかる費用を除いた収支シミュレーションでは、経営改善などにより5年後の2031年度には、経常損益が黒字に転じるとしています。
委員からはベッド数の見直しなどについて同意する声が上がった一方で、上越地域全体でベッド数を見直し、上越地域の医療再編と足並みをそろえることや、整備しようとしている2つの手術室を見直す意見などが出されました。
高橋慶一 座長
「地域全体の需要を考え、(受け入れの)キャパシティを考える。『地域全体が1つの病院のように機能する』というコンセプトで機能を考える必要がある」
8月の会議では、改築の事業費などが示されることになっていて、年内に基本計画をまとめることにしています。
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