2026年9月30日
2026年9月30日 10:11更新
上越市は今年7月、市内にある消火栓を市民も使用できるよう運用を見直しました。これを受け、市民による初めての放水訓練が27日(日)吉川区原之町で行われました。
放水訓練に参加したのは上越市吉川区原之町町内会の103人です。原之町では、昭和から平成にかけて大火災が3回発生していて、住民はこれまでの訓練のなかで消火栓を積極的に活用してきました。
一方、市では訓練不足や、ホースなどの維持管理が不十分で人身事故につながるおそれがあるとして、令和2年度以降、市民が消火栓を使って行う消火活動を認めていませんでした。しかし、市民から地域防災への活用を求める強い要望が寄せられたことから、今年7月、安全対策を講じたうえで使用を認めました。
こうしたなか、頸北消防署と上越市消防団の立ち会いのもと、消火栓を使った市民による放水訓練が行われました。
参加者
「1人でホースを持ったときにずっしりと来た。重い」
「昔消防団に入っていた。久しぶりの体験。訓練とはいえ始めると緊張や焦りが出てくる。けがのないようにやらないと怖い」
原之町町内会では訓練にあわせて直径40ミリのホースを1セット導入しました。これは糸魚川大火を教訓に導入が進んだもので、通常の65ミリのホースと比べて軽量で放水の反動が少ない特徴があります。町内会では装備の更新に合わせて順次40ミリのホースに切り替えたいとしています。

原野町町内会 薄波和夫 町内会長
「スムーズに装備も扱いやすい、初期消火としては対応できる。冬は消防車がすぐに来るとは限らない。自分たちで自分の生命と財産を守る。意識で動くことが大事」
上越市消防団 上野達也 方面隊長
「安全面でいろいろと考えながらやっていただいた。有事の際は初期消火だけにして、消防署 消防団が駆けつけたら自分の命を大事に避難してほしい」
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