2026年8月10日
2026年8月11日 11:00更新
令和6年1月1日に発生した能登半島地震を受けて、上越市港町2丁目の「日本製鉄東日本製鉄所直江津地区」が、津波対策として工場のまわりに遮水壁を設置しました。
壁の高さは2メートルあり、工場を囲うように日本海側の445メートルに設置されました。
工場は直江津港に面していて、能登半島地震の際は、発生からおよそ20分後に津波が防波堤を乗り越え、工場前の県道まで押し寄せました。
直江津総務室 櫻井和洋 室長
「すぐにラインを止めて、本館の屋上に避難をした。実際に自分たちの方に津波が押し寄せてくるのを目で見てしまい、本当に怖い思いをさせた」
また、その年に上越沖断層帯がマグニチュード8規模の地震を発生させる可能性があると国が示した事から、遮水壁の設置を決ました。
壁の素材に採用したのは自社製の鋼矢板です。掘削の際、土砂が崩れたり流れ出るのを防ぐために使われる鋼材で、1枚の大きさは幅90センチ、長さ13メートル、厚さ13.2ミリです。
これを工場のまわりにおよそ500枚並べました。
地下11メートルまで埋めてあるため、津波の水圧に耐え、地中からの水の侵入も防ぐことができます。
直江津総務室 櫻井和洋 室長
「遮水壁を付けたことによって、これで安心できるという声もある。社員が安心して、仕事ができるようになったのが大きい」
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