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「繋がる富岡惣一郎の世界・展Ⅹ」24日(日)まで三和区で開催中

「繋がる富岡惣一郎の世界・展Ⅹ」24日(日)まで三和区で開催中

上越市出身の画家 富岡惣一郎の作品展が上越市三和区の「ギャラリー葵・楽庵」で開かれています。19日(火)は南魚沼市にあるトミオカホワイト美術館の元学芸員による座談会も開かれ、来場者は作品への理解を深めていました。

作品の多くは雪の世界「白」を追求したもので、「トミオカホワイト」と呼ばれる白い絵の具を黒く塗りつぶした下地に平坦に塗り、その表面を削ってモチーフを表現する独自の技法で描かれています。会場には、妙高山をモチーフにした絵画のほか、代表作「雪国」がデザインされた織物などおよそ50点が展示されています。いずれの作品も市内外の個人が所有するものを借りたものです。

「頸城から米山」

これは今回初めて展示された「頸城から米山」です。切り立つ雪山をナイフで削って表現しています。

これは、晩年の作品で、風をテーマに高田の桜を描いた版画です。この日は、南魚沼市にあるトミオカホワイト美術館の元学芸員 髙石 真理子 さんによる座談会が開かれ、富岡の制作の様子や人柄などが紹介されました。

トミオカホワイト美術館 元学芸員 髙石 真理子 さん
「(白だけでなく)『花火』から色を使った作品を描いている。その何年か前から色をテストし絵の具を作り、そうしないと急には描けない。赤でも白に合う赤やオレンジを考え色を作っていると思う。」

来場者は、「作品は何度見ても新しい発見がある。普段は知らない貴重な話が聞けて良かった」と話していました。

ギャラリー葵・楽庵 飯野 ケイ さん
「富岡さんの持つ独特の引き算の美学。油絵でも厚ぼったくならないすっきりした感じ、普通では考えられないようなことをやってのけた人が上越市高田の出身であることを改めて知ってほしい。雪国の雪を描いた、雪国の白を開発した富岡さんの思いを感じてもらえるとうれしい」

「ギャラリー葵・楽庵」では、9年前から富岡惣一郎の作品展を開いていて、10回目の今回が最後になります。

「繋がる富岡惣一郎の世界・展」は今月24日(日)まで上越市三和区の「ギャラリー葵・楽庵」で開かれています。

繋がる富岡惣一郎の世界・展Ⅹ

■日時:5月16日(土)~5月24日(日)10:00~17:00
■会場:上越市三和区川浦406-3「ギャラリー葵・楽庵」
■入館料:大人500円、中学生以下無料

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