2026年8月28日
2026年8月28日 16:01更新
赤字経営などを理由に、改築計画の見直しが進められている上越地域医療センター病院。今年12月の基本設計着手を目指し、計画を見直すための2回目の有識者会議が、26日(水)に開かれ、新たに南病棟と北病棟の間に新病棟を建築する案が示されました。
上越地域医療センター病院の改築を巡っては、基本計画が6年前に作られましたが、コロナ禍による患者数の減少や物価高騰、経営状況の悪化などを受けて、計画の見直しが進められています。26日(水)に開かれた有識者会議では、上越市から上越地域医療センター病院の南病棟と北病棟の間に新病棟を建設し、将来的に2つの病棟をつなげる「中央案」が新たに示されました。
建設事業費は約165億円で、これまで計画されていた南側に新病棟を建設する「南側案」と比べておよそ11億円少なくなる見込みです。
会議には県立中央病院の田部浩行院長や上越総合病院の篭島充病院長をはじめ、上越保健所の山﨑理所長など6人が出席し、全員が新たに示された「中央案」への支持を表明しました。
県立中央病院 田部浩行 院長
「お金が少ないほうがいい。11億円も違うなら中央案のほうがいい。南側案にすると、いろいろな意味で動線が長くなる」
続いて、市から「中央案」の事業収支のシミュレーションが示されました。それによりますと、市の実質的な負担額は、開院1年目の令和14年度から18年度までは年間約6億から7億円、令和19年度以降は年間4億から5億円の見込みです。
上越総合病院 篭島充 病院長
「確実なことは人口が減っていく。つまり収入が減るのが1つ。2つ目は税収が減る。医療に補塡できるお金が今と同じように入ってくるか。厳しい面に対する備えがかなり必要」
今後は、基本計画の改定案について、来月中旬に、上越市議会所管事務調査で市議会議員に説明が行われます。また10月には市民説明会とパブリックコメントが行われます。これらを受けて、11月中旬に3回目の有識者会議が開かれることになっています。
© Copyright (C) 2026 上越妙高タウン情報 All rights reserved.