2026年6月13日
2026年6月13日 13:05更新
日本を訪れる外国人観光客が増えていることを受けて、外国人の富裕層向けの観光ガイドの研修会が10日(水)と11日(木)に妙高市で開かれました。参加者は市内の観光地を訪れ、英語でガイドを実践しました。
新潟県は観光庁の「地方における高付加価値なインバウンド観光地づくり」事業でモデル観光地の1つに選ばれ、取り組みを進めています。
この取り組みのひとつとして外国人観光客に地域の歴史や文化を紹介できるガイドを増やそうと、2日間にわたり妙高市で研修会が開かれました。参加したのは上越地域の観光会社やタクシー会社などの11人です。
講師を務めたのは、全国通訳案内士の工藤まやさんです。
外国人旅行者の特徴やガイドに求めるものについて話があったあと、実際に市内の観光地で実践しました。
矢代地区の古民家宿泊施設「MAHORA西野谷」では、単に施設の説明をするだけでなく、その背景にある歴史や文化を紹介することに取り組みました。
MAHORA西野谷オーナー サイ ウェンルさん
「ここは昔仏間で、仏壇と先祖の写真があった。昔住んでいたお母さんによると、昔は嫁だったのでこの部屋に入れなかった」
受講者が英語に翻訳して説明
講師 工藤まやさん
「ここに住んでいた家族にとって仏間はとても大切なお部屋だった。だからこそ、お嫁さんになった人が女主になるまで入れないくらいだったというストーリーを伝えたい」
南魚沼市から参加した人
「友人のスノーリゾートを手伝ったとき、かなりインバウンドの方が増えているのを目の当たりにした。研修を通してガイドという仕事はとても奥が深いと思った。昔からある日本の文化や歴史の勉強にもなり、驚きばかりだった」
上越市から参加した人
「当たり前のことを説明することがいかに難しいか、改めて自覚した。より相手の興味が湧くように説明する必要性を痛感した」
県が主催するガイドの研修会は、新潟市、十日町市に続き妙高市が3市目です。県ではこのあと9月に村上エリアで研修を行うほか、来年の2月には燕三条エリアで過去の参加者を対象にステップアップを目指す研修を開く予定です。
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