2026年7月21日
2026年7月21日 9:53更新
かつて上越市三和区の谷内池に自生していた絶滅危惧種の水生植物「オニバス」を復活させようと、地元の三和中学校の生徒が初めて種から育てています。16日(木)は春から育て、発芽したオニバスを池に移植しました。順調に育てば、8月の終わりから9月に咲く予定です。

発芽したオニバスを谷内池に移植したのは、三和中学校3年生の35人です。

谷内池では14年前の2012年を最後に、花は姿を消しました。

三和中学校では、5年前から「三和の自然と地域を育む会」など、市民有志と一緒にオニバスを復活させようと、池からタネを取り出したり、学校のプールで育てるなど活動しています。今年はタネから育て、育った苗を池に移植する計画です。花が咲いて再びタネができるまでの一連の栽培に挑戦します。

生徒は今年5月に、タネを300個植えると1週間ほどで100個ほどが発芽しました。

このうち状態の良いオニバスを選んで、鉢に移して育ててきました。2か月ほどたち、葉が20センチほどに成長したことから、池に移植することになりました。

16日は、生徒が胴長と救命胴衣を身に付けて池に入りました。水深は60センチあり、種は池の底に植えます。
「苗どこいった?」
「たぶん植わっています」
新潟県生態研究会によりますと、順調に育つと8月下旬ごろに花を咲かすということです。

生徒
「思ったより深かった。愛着も湧いてきて1つ1つ慎重に行った」
生徒
「怖かった。深さをみてから進むことができた。谷内池が三和の名所としてオニバスがたくさん咲くことで全国から注目されてほしい」
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