2026年7月31日
2026年8月1日 16:00更新
上越地域や県内に高品質なコメの種子を安定供給するための施設、JAえちご上越の「広域シードセンター」が上越市清里区菅原に完成しました。これにより、変色がなく発芽能力が保証された高品質の種もみ「正種子」の100%供給を目指します。
ここでは、コメ作りに欠かせない種もみの選別や乾燥などを行います。
7月28日(火)は施設の稼働を前に竣工祭が行われ、関係者など45人が出席しました。
JAえちご上越 経営管理委員会 羽深真一 会長
「色彩選別機を導入、今まではなかった。品質のいい種もみを供給して、最後は消費者に結び付けたい」
これまで、上越地域には清里区のほか、妙高市と糸魚川市にそれぞれ同様の施設がありましたが、老朽化により事業を集約し、一括で管理する広域シードセンターを建設しました。
あわせて、種もみの変色や割れなどをセンサーで検出する、色彩選別機を初めて導入しました。
過去5年間の上越地域の種もみの品質は、変色や割れなどがなく、発芽能力が保証された高品質の「正種子」が約8割、それ以外の「準種子」が約2割でした。最新機器の導入により、正種子の100%供給を目指します。
JAえちご上越 経営管理委員会 羽深真一 会長
「種子の生産者についても、担い手不足や高齢化と厳しい状況。この施設によって、より効率的な乾燥と調整、これに寄与できると確信している。いずれにしても上越地域の高品質、良食味米の安定生産、需要に応じたコメの生産と販売、これを継続して取り組んでいく」
施設の稼働は8月末から9月上旬の予定で、来年の春に向けてコシヒカリやつきあかりなど9品種の種もみおよそ800トンの処理を見込んでいます。
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