2026年8月28日
2026年8月29日 4:00更新
地元に愛されるグルメの数々を、店主、生産者、料理人などの“食の担い手”たちがリレー形式で紹介する「上越妙高うんまいもんリレー」。ひとつの料理、食材をきっかけに、次の人へバトンが渡され、地域の食文化を深掘りしていきます。見るだけでお腹が鳴る、思わず足を運びたくなる、知られざる「地元のうんまいもん」が続々登場します。
i coffee net(上越市板倉区久々野2771-1)
「自家焙煎のコーヒー屋さん」をキーワードに、前回のF-TRUCK112YOから紹介してもらったのは、県道254号線を登り、上越市板倉区久々野にある宿泊施設「ゑしんの里 やすらぎ荘」を過ぎて、寺野地区総合センター手前にある「i coffee net」です。
平成元年に地元の有志の手で作られたという温かみのあるログハウスが特徴のi coffee net。代表の池田さんは、昔からコーヒーが身近な存在であったといいます。
代表 池田靖弘さん
「(最初にコーヒーを淹れたのは)小学生のころ。私は出身が鎌倉で、大叔父が鎌倉で喫茶店をやっていて、その大叔父にコーヒーの淹れ方を教えてもらったり。そこのお店に両親に連れられて行ったのがきっかけ。淹れ方によって(味が)変わったりとか、淹れること事態が面白かった。もう45年くらい」
そんな池田さんがi coffee netとして活動を始めたのは?
「もともと趣味でやっていて、SNSにそんな活動を上げていたら『ワークショップをやってください』と言われ、それが増えてきたので、i coffee netを立ち上げたのが2013年」
パプアニューギニア シブリ農園 AA 500円(税込)
長年コーヒーに触れてきた池田さんがオススメするのが「パプアニューギニア シグリ農園AA」です。
「うちの一番人気は、お店の中でも一番深煎りの『パプアニューギニア シグリ農園AA』。最近流行りだと浅煎りが主流だとは思うが、うちはどちらかというと昔ながらのコーヒーで、深煎りのものが多い。浅煎りだと苦みが少なくてフルーティな感じだが、深煎りは苦みとコク」
なぜ深煎りにこだわっているのでしょう?
「一番の理由は、私が深煎りが好きだから。飲んだ瞬間、苦味がガツンと来るんですけど、その後苦味は口の中に残らないでスーッと引いて、その後甘みとかちょっと複雑な風味とかが口の中に広がって、じっくりゆっくり飲んでいただける。冷めても比較的美味しく仕上げているので、そんなコーヒーになっています。割と飲みやすいというお声をいただいたり、コーヒーが苦手で飲めないという方も、「これなら飲める」と言ってくださる方も多い」
キューバサンド 500円(税込)
また、コーヒーと一緒に楽しめる軽食もあります。
「(おすすめは)キューバサンド。フランスパンを使ったホットサンドです。表面にバターを塗っているので、カリっと仕上がります。ハムとチーズ、ちょっとコショウを振るくらいで、シンプルな味付けになっている」
自家焙煎のここでしか飲めないコーヒーを提供しているi coffee net。ところで、店名の由来は何なのでしょう?
「『i』は、大叔父がやっていた喫茶店の名前「アイ」からもらって、勝手に二代目を名乗っている。コーヒーはコミュニケーションツールだと思っているので、ここでコーヒーを飲まれた方たち同士が繋がって、ネットワークが広がって、最終的にはお店とは全く別のところでお友達みたいになってくれたらいいなっていう思いがあるので、i coffee netという名前になっています」
コーヒーを通じて、この地域にどうなって欲しいですか?
「板倉という土地は結構面白い方たちもいて、結構いろんなことをやっている方がいるので、このお店に来たのがきっかけであったり、拠点にして板倉のいろいろ素晴らしい自然であったりっていうのを味わっていっていただければなと思っています」
コーヒーを飲みながら会話を楽しみ、コミュニケーションの輪が広がるなんて、素敵ですよね。
なお、i coffee netでは、コーヒー豆の販売も行っています。家でもお店でも、自家焙煎のオリジナルコーヒーで至福のカフェタイムを楽しんでみては?
i coffee netが紹介する次のうんまいもんのキーワードは「板倉のキッチンカーのお蕎麦屋さん」です。次はどんなうんまいもんが登場するのでしょうか?
※ご覧の記事は、JCVの地域情報番組「Jump」のコーナーで2026年8月26日に放送した内容です。
i.coffee net(アイコーヒーネット)
■住所:上越市板倉区久々野2771-1
※営業日や時間、出店情報はインスタグラムを確認
■定休日:火・水
■インスタグラム:@i_coffee_net
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