2026年9月30日
2026年9月30日 18:10更新
妙高高原地域で進む大規模リゾート開発を見据え、妙高市は外国人と地域住民の共生を柱とした、地域の将来像を描く「妙高高原地域 未来デザイン」の策定を進めます。
このほど住民代表などによる策定委員会が立ち上がり、28日(月)に初めての委員会が開かれました。「妙高高原地域 未来デザイン」は、大規模なリゾート開発を見据えた5年後の地域づくりの指針となるものです。
2028年度には中核施設となる高級ホテル「シックスセンシズ妙高」が杉野沢地区に開業する予定です。
妙高高原地域では、リゾート開発による地域活性化への期待が高まる一方、外国人観光客や移住者の増加に伴い、騒音や路上駐車、ゴミの分別など、生活環境をめぐる問題もみられるようになってきています。
このため市では、宿泊客数や交通量などのデータ分析に加え、住民アンケートやヒアリングなどを通じて地域課題を整理し、住民生活との調和を前提とした将来像を示す「妙高高原地域 未来デザイン」を策定します。
策定委員会の委員長を務めるのは、筑波大学と麗澤大学の岡田忠夫客員教授です。メンバーは、観光関係者や住民代表などで構成されています。
会議では策定までの進め方について協議し、委員からさまざまな意見が出されました。
妙高市商工会 橋詰修二 会長
「現実問題、いまの妙高高原地域は、隣の家に人がいなくなったと思ったら急に外国の人が住んでる。どこから来たのと聞いても、全然わからない。現状そういうことがほとんど。ぜひアンケートにも、隣に移住した人が来たらどうしますか、どう思いますか、どんな対応しますか、そこまで入れてほしい」
妙高高原地域区長連絡協議会 涌井大輔 会長
「アンケートを取るといっても、Webアンケートが中心、地域の高齢者は不安に感じるのでは。回覧板など回答しやすい方法など、高齢者の意見も得られるような方法をお願いしたい」
杉野沢区 鴨井茂人 区長
「国によってルールは違う。日本人のルールが、世界に通用するかが問題になる。杉野沢区の人たちは、外国人に対して懸念はないが、生活習慣が違う、どうしても違和感を感じる。そこをルール化していけば一緒に共存していけると思う」
委員会は、今後さらに2回開かれ、年内にパブリックコメントを行い、来年2月5日までに構想を取りまとめる予定です。
なお、地域が抱える課題に対する具体的な対策については、庁内に設置したプロジェクトチームで検討を進めていくということです。
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