2025年7月4日
2025年7月2日 10:29更新
上越市鴨島2丁目にある木造建築工事業者の株式会社 匠・小山住建が6月30日までに事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったことがわかりました。負債はおよそ3億円とみられています。
帝国データバンクによりますと匠・小山住建は1996年(平成8年)4月に創業し、2005年(平成17年)4月に法人改組された木造建築工事業者です。上越エリアを中心に2010年にはハウスメーカーのFCとして注文住宅の請負に注力し、2017年3月期は年売上高がおよそ4億2500万円を計上していました。
しかし、新型コロナの影響や、ローコストビルダーとの競合などで、2021年3月期の年売上高はおよそ1億3700万円にまで落ち込み、財務内容も債務超過に陥りました。その後、受注は少し回復するも収益が伴わず、今年に入ってから新規受注の獲得を控えていましたが、営業マンの退職もみられ、今回の事態になったということです。
負債はおよそ3億円と推定されていますが、調査中のため変動する可能性があるということです。
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