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「十二屋」上越妙高うんまいもんリレー Vol.26

「十二屋」上越妙高うんまいもんリレー Vol.26

地元に愛されるグルメの数々を、店主、生産者、料理人などの“食の担い手”たちがリレー形式で紹介する「上越妙高うんまいもんリレー」。ひとつの料理、食材をきっかけに、次の人へバトンが渡され、地域の食文化を深掘りしていきます。見るだけでお腹が鳴る、思わず足を運びたくなる、知られざる「地元のうんまいもん」が続々登場します。

「色んな珍しいお酒が集まっているお店」をキーワードに、前回の坂口げんき農場から紹介してもらったのは「十二屋」です。

十二屋(妙高市関山1668-13)

えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン関山駅から徒歩2分のところにある十二屋。創業は大正12年、今年で103年目になります。

店長  川上晃平さん
「元々は魚屋だったと聞いています。魚屋だったので仕出しをする関係でお酒の取り扱いも始まって、徐々にお酒の取り扱いが増えて、酒屋にシフトしていったと聞いています」

店内を見てみると、たくさんのお酒が並んでいます。すべての種類を含めると、取り扱っているお酒は200種類以上。

店長の川上さんが入ってからは各地のクラフトビールも取り扱うようになりました。クラフトビールだけでも100種類ほど取り揃え、北海道から沖縄まで全国のクラフトビールと、一部の海外のビールを販売しています。

多種多様なクラフトビールが並ぶ十二屋。その他のお酒も、種類が豊富です。

「日本酒の中でもちょっと珍しい『特約店限定酒』という酒蔵さんが決めたお店にしか出さないような商品があったり、うちのオリジナル商品もあります」

永雲 コールドスリープ 720ml 2200円(税込)

十二屋では妙高市の鮎正宗酒造と一緒にオリジナル商品「泳雲」というシリーズを作っています。今年で3年目。テーマはとにかく自由です。

川上さんの自由な発想と鮎正宗酒造の確かな技術から生まれているお酒です。

先日発売した泳雲の「コールドスリープ」は、鮎正宗酒造の裏に大きなかまくらのようなものを作り、搾りたてのお酒を入れて雪中貯蔵。初夏に取り出して味わうものです。川上さんによりますと、雪中貯蔵することによって搾りたてのフレッシュさを残しながら、お酒の荒々しさやトゲのような部分が抜けた味わいで、3年目の今年が一番個人的に好みの味になったということです。

伝統的な日本酒に「自由さ」を取り入れ、様々な挑戦をし続ける十二屋。店長の川上さんにはある思いがあります。

「お酒はどこでも買える時代になっているなか、ただ単に酔えるための道具ではなく、文化やカルチャーだと思っている。皆さんにわかりやすくイメージでいうと服屋やアパレル、個人経営の自分でリコメンドした本を置いている本屋さんやレコード屋さんみたいに、自分でセレクトしたお客さんに広めたいものを、カルチャーとして売っていく、広めていくというような酒屋になりたいと思っています」

こちらでは3月末から店内でお酒や飲食が楽しめる角打ちを始めました。

「好きなものを棚や冷蔵庫から選んでいただいて、こちらで会計をし、別途開栓料をいただく。そこで実際に飲んでいただいて、そこでまたいろいろなお酒という文化に触れてもらえればと思っています」

お酒の味わいと多様性を伝える十二屋。伝統とカルチャーが融合し新しい風が吹きそうですね

十二屋が紹介する次のうんまいもんのキーワードは「古本と日本酒」です。

次はどんなうんまいもんが登場するのでしょうか?

※ご覧の記事は、JCVの地域情報番組「Jump」のコーナーで2026年7月15日に放送した内容です。

店舗情報

十二屋
■住所:妙高市関山1668-13
■電話:TEL0255-82-3128
■営業時間:9:00~18:00(日曜のみ10:00~)、角打ちは土・日曜、祝日のみ開催
■定休日:火曜

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