2026年7月17日
2026年7月17日 17:59更新
上越市西城町3丁目の高田降臨教会ともみじ幼稚園の園舎が、国の登録有形文化財に登録される見通しとなりました。現役の園舎が登録されるのは県内で初めてです。

国の登録有形文化財に登録される見通しとなったのは、上越市西城町3丁目の日本聖公会中部教区高田降臨教会と併設するもみじ幼稚園の園舎です。

もみじ幼稚園は今から101年前の大正14年に、カナダのキリスト教宣教師 P.S.C.パウルスが教会附属の幼稚園として本町4丁目に開園しました。

写真提供:もみじ幼稚園
完成初期ごろに撮影したとみられる
昭和13年に現在の西城町3丁目に移転し、教会と幼稚園の2つの機能をあわせ持った今の原型となる施設が建てられました。

建築中に撮影
設計したのはアメリカ出身で数多くの西洋建築を日本で手がけた建築家、ウィリアム・メレル・ヴォーリズです。

設計図の右下にヴォーリズの署名
もみじ幼稚園 諸岡研史 園長
「4年前に赴任した際、偶然教会の中に古い段ボール箱があり、それを開けたら建物の青焼きの設計図が出てきた。ヴォーリズが建てた建物ということで間違いないだろう、文化財申請も考えた方がいいとなったのが始まり」

建物はその後増築や改修が行われ、現在も教会や園舎として使われています。

ホールの透かし彫りや教会の彫刻、園舎の床などは建築当時のまま残されています。

現役の園舎が登録有形文化財に登録されるのは、県内で初めてです。

諸岡研史 園長
「貴重な建物だと思うが、子どもたちはそんなことも気にせず跳びはねたり物を投げたりしている。それはそれで建物が生きていてよいことだと思う。ぜひ気軽に訪ねてもらえれば、可能な限り案内したい」

国の文化審議会は17日(金)、この建物を国の登録有形文化財に登録するよう答申しました。登録された場合、上越市内の国の登録有形文化財は52件になります。
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