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JAえちご上越「令和8年度産米」仮渡金 金額提示の見通し立たず

JAえちご上越「令和8年度産米」仮渡金 金額提示の見通し立たず

全国的にコメがあまり、価格の下落が心配されています。JAえちご上越では、大幅な需給バランスの緩和により「令和7年度産米」の出庫が遅れ、「令和8年度産米」の仮渡金についても金額の見通しが立っていないことが、19日(金)に開かれたJAえちご上越とメディアの懇談会で明らかになりました。

JAえちご上越によりますと、例年この時期、前の年に収穫されたコメは倉庫から6割ほど出荷されていますが、今年は取引先は決まっているものの出荷は遅れています。

JAえちご上越 羽深真一会長
「コメ倉庫からの出庫も徐々には進んでいるが、例年に比べると8割くらいの進度。何とか7年産については、売りきる方向で取り組んでいく」

また、今年の秋に収穫される「令和8年度産米」の価格動向も見通しがつかない状況で、生産量と市場のバランスの調整を進めないと、大幅に価格が下落する可能性があるということです。

JAえちご上越では当初、令和8年度産米の仮渡金の補助額を今年4月ごろに提示する予定でしたが、こうした状況から金額提示の見通しがたたず、現在も提示できていません。資材や肥料などが値上がりするなか、生産コストを適正に販売価格に反映させた価格をベースに、取引先と交渉を進めていくとしています。

JAえちご上越
「営農継続可能な再生産価格が、最低限の適正価格という事で取引先と交渉を進めている」

一方で、中東情勢や円安などによる為替の影響で、JA全農は11月から供給される肥料「秋肥」の価格を前の年より14.5%値上げすると発表しました。JAえちご上越では、生産コストの上昇を抑えるため、秋肥の価格を据え置くとしていますが、来年の3月から4月に供給される肥料「春肥」に関しては、原材料の高騰により値上げは避けられない状況にあると話します。

羽深真一 会長
「コメの需給状況については、いまだかつてないほど厳しい状況。今年の動向によっては、来年もさらに厳しいのでは」

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