2026年9月2日
2026年9月2日 9:38更新
首都圏の美術大学に通う学生が自然のなかで妙高の魅力を表現する作品作りに取り組みました。完成した作品の講評会が28日(金)に開かれました。
この取り組みは日本近代美術の祖、岡倉天心が赤倉で構想した芸術村「東洋のハルビゾン」を現代の若手芸術家たちよって実現しようと、NPO法人はねうまネットワークが企画した「妙高クリエイターズ・レジデンス」です。
参加したのは武蔵野美術大学と多摩美術大学の学生5人です。学生は今月24日から3日から4日にわたり、妙高市の赤倉観光リゾート&スパが運営する妙高高原スカイケーブルの山頂駅近く「アートスクエア」で創作活動をしました。
標高およそ1300メートルの自然豊かな環境のなかで、1日およそ7時間かけて100号の大きなキャンパスに向かい、それぞれの視点で妙高の魅力を描きました。
この日は企画のプロデューサーで東京都在住のクリエイター堀倫太朗さんと東京都でデザイン会社を経営するクリエイターの甲斐建人さんを招いた講評会が開かれました。
武蔵野美術大学の廣瀬大成さんは赤倉観光ホテルから見た風景と滞在中に偶然目にした虹をモチーフに幻想的な作品を制作しました。
武蔵野美術大学 廣瀬大成さん
「(虹の景色)見ていない人にもきれいと伝わるように意識した。特に水面の表現をこだわっていてキラキラ感や美しさ、そこから見える虹の表現に気を使った」
講評したクリエイター 甲斐建人さん
「(虹を見た時)きれいと感じたことが伝わる。とても気持ち良かったのだろうなと自分も虹を見たくなった。自分が感じた感動がここにあったともう1歩出してもよかったのでは」
多摩美術大学の鴨林円さんは赤倉で出会った自然や風景などを24の場面にわけて表現し、1枚の作品にまとめました。
多摩美術大学 鴨林円さん
「1つの景色を大きく描こうと思っていた。描きたい景色がたくさんあった。実際に来た人には私の見た景色と重ね合わせて見てほしい」
クリエイター 甲斐建人さん
「カラーになるところは見ている人のイメージでそれぞれの色が入ると思う。みんなが共通で思うところは感じ取れた。視点が本当にそこに立っているように感じた」
今回制作した作品は今後、会場となった赤倉観光リゾート&スパに展示される予定です。
主催者は「妙高クリエイターズレジデンス」を今後も継続し、若手芸術家と交流を深めながら新たな地域の魅力発信につなげたいとしています。
プロデューサー 堀倫太朗さん
「自然の中で 整えられた環境でものづくりをし続けるのは、東京では成しえない。よりチャレンジしたいという人が集まる場所にできたら」
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